'０４.１１.２１

前回のしのい走行会“よしともCUP”に混ぜてもらって味を占めたわけではないのですが…
またしても参戦です！

今回もDoctor-Kさんに声を掛けていただいたのですが、初めから大喜びで参加しようと思ってた わけではないんです。
�@Kaの皆さんがラインを譲ってくださる＝僕のせいでレコードラインを乱されてる ってことなので、申し訳ない。
�A車両が前回にくらべ、デチューンされてる。
…そして、デチューンとちょっと関係ありますが、
�B慣らしのやり直し中で、まだ完了していない(謎)。
などが躊躇っていた理由です。
でも、やはり参加台数が少ないことや、何よりも！僕以外にSTが2台 出走が決まったことで、結局は出たい出たい病を抑えることができず、エントリーして しまいました。
その時のDoctor-Kさんの言葉

あ〜あ、エントリーしちゃったよ。

…激爆。

さて、エントリーしちゃった(笑)からには、とりあえず少しでも愛車のコンディションを 上げるべく、距離稼ぎです。といっても出勤に使うだけですが。
前週の土曜日には洗車もしておきましたが、週明けに2日続いた雨で台無し(泣)。
そして…、ちょびっとだけウケも狙いたいので、準備しました。
前回はフォーカス仲間のヨーコさんにフォードオーバルマーク入りの赤いツナギ(作業用)を 借りて走りました。Kaの方達は皆さんレーシングスーツでビシッとキメていますので、自分も… と思ったのですが、ちゃんと同じにするのも芸がないので、作業着にワッペンを貼っつけて なんちゃってレーシングスーツを作ることにしました。その方が全然安いし(^^);;
作業着はネットでいろいろ見てみて、ちょっとちっく(と勝手に思った)な3,850円のツナギに 決定！。ワッペンも検索してみて良さそうなのを6点ほど。トータル8,000円位。 結構かかったな(汗)。
あと、前回、応援に来てくれたShi-noさんに借りたのと同じmpegカメラを、車載用として 勢いでw購入してしまいました。

他に参加するSTのうち、1台はうなぎオフ、 葛西オフで顔を会わせている#170氏です。 彼とは日頃から親しくさせてもらっていまして、話を聞いてみるとどうやらクルマに 看板を背負わせるようです。こちらも負けていられません。同じディーラーを拠点？にしている デザイナーのヨーコさんに作成してもらい、準備万端。折しも、そのディーラーが他店舗と統合 されるという時期でもあったので、最後の広告塔としての気合も入ります。

さて、いよいよ当日です。
例によって御近所のフォードエバンジェリスト･ヨーコさんとともに出発、宇都宮ICを出てから #170氏と合流。二度目のヒーローしのいサーキットへと向かいます。
前回のときはプジョー・シトロエンの団体に囲まれて非常に心細い思いをしたので、今回は 少し時間を遅らせました。到着する前にDoctor-Kさんに電話するともうパドックに入っている 様子だったので、こちらも入場します。…いなかったら手前で待ってるつもり だったのか？＞自分

前回と同じように、フォードカップ出場車のKaとともにパドックで整列して走行前の準備です。
すべきことは毎回同じです。ただ今回は#170氏が一緒なので、準備中も楽しいです。二人で ああだこうだとお話しながらできましたから。
そしてドライバーズ・ミーティング。主催のよしとも氏のトークが楽しくて、走行会というよりも 「運動会」というコンセプトがよくわかります。ドライバーは走り出したらそりゃ本気でしょうけど、 皆さん楽しく遊びましょう。
ドラミが終わると、とりあえず自分の出走順まで時間があります。例によってあっちをうろうろ こっちをうろうろ。それもやっぱり#170氏と一緒なので楽しいです。

1回目の出走です。
やはり3周はペースカーが入ります。コースそのものはだいたい憶えているので、ライン取りを 考えながらの慣熟走行です。が…

・・・・・・やっぱりよくわからん(汗

特に、1コーナーから1ヘアピンにかけての複合コーナーが難しいです。詳細は後ほど。
ペースカーがコースを出ると、皆さん当然アクセルONです。ま、直後がシケイン気味な 最終コーナーなので、全開はそれをクリアしてからですけどw。
自分も二度目の出場、初めからそれなりに踏んでいきます。ダンスシケインや第二ヘアピンは そんなしゃかりきに攻めても縮まるタイムなんて知れてる(たぶん)し、スライダーを駆け降りて の最終コーナーは、「ちゅどーん！」を目撃しているので、意識的に無茶せずいきます。
やはり、とりあえず攻め手を見つけたいのは1コーナー。
まぁまだ1走目なので、余裕のある状態でライン取りを考えていました。
結果、ベストタイムは…
55秒450
前回のベストから1秒落ち。思っていたよりいいタイムが1走目から出ました。ホッと一息。

2走目前に撮影班として呼んでおいた友人が遊びに来ました。 ほうとうオフのときのアレですw。 ところが望遠装備のフィルムカメラが電池切れだと(-_-ﾒ
そしてケータリング担当を自認するShi-noさんがまたしても餃子を、今度はガイドブックにも 載ってるお店で山盛り買って来てくださいました。そしてShi-noさんお奨め「むかごご飯」。
第二ヒートでちょうど午前が終わりなのでそしたらいただきましょう、なんて言っていた矢先…
またしても最終コーナーの出口でちゅどーん！
AXが裏返っていました。ドライバーは無事だったようですが、自分も気をつけねば、身体はともかく クルマが壊れちゃ困る。ん？逆？？

最終コーナーの遅さには自信のあるワタクシなので(笑)、そんなアクシデントの後の第二ヒートも 元気一杯にコースインです。
第一ヒートでなんの手応えもつかまないままで臨んだ第二ヒートですが、とりあえず第一ヒート よりもちょっとだけ急いで?みます。気持ちアクセル深め、気持ちブレーキ遅め。
あいかわらずよくわからない1コーナーは、とにかく複合最後の1ヘアピンの進入時にアウト側へ (安全に)寄っていられる速度とコース取りをします。
ホームストレートエンドでコース上の最高速度(自分の場合3速で120Km/hくらい・大して速くない です)から1コーナーへ進入していくわけですが、 103Ｒ−37Ｒ−17Ｒと徐々にキツくなっていくので、曲がりながらの減速を強いられます。 このバランスが上手くとれないと、オーバースピードでコースアウトか加重の抜けたリアが ブレイクしてスピンアウト、のどちらか(のはず)です。FF車ですのでアクセルオンで姿勢を安定 させつつ、フロントへ荷重を移動させて回転していきたい、それをどう両立させるかって…。
左足ブレーキしか思いつかんぞ？？つうか、自分のコーナリングスピードでそんな技が必要か、 オイ？
まぁ限界ギリギリで試すよりちょっと安全な速度域の方が遊びやすいか。
やってみよ。
くん、くん、くん (←ブレーキを踏んでみてる音)
ずり、ずり、ずり (←リアが流れてる気がする音)
おぉ〜？速度を殺さないまま曲がれてる気がする！ なんとなくいい具合で進入角度をとりつつ17Rの第一ヘアピンへと向かいます。
どっちみちヘアピンの進入速度はそれまでと変わりません。ただ、そこへ至るまでの時間が若干 短くなっているはずです。
とかなんとか言いつつ、ESPを装備している車でそんなことする必要があるのか?、という ツッコミはナシでお願いします。走行会が終わってからw自分でも思いましたから…。
あとは今までどおり十分減速して2速でヘアピンをクリア、ダンスシケインを通過します。
第二ヒートではたまたま＃１７０氏の後ろを走る周回があったのですが、このダンスシケインで 後ろから見てると、インリフトしてる！映像や写真でなら見たことがあるけど、生で、しかも こんな近くで見られるなんて！おおぉ〜っとか素で感動しながら走ってました。
ダンスシケインを通過すると、バックストレート区間。途中ゆるいシケインが入りますが、 アクセルワークだけでイケます。ここからストレートエンドの第2ヘアピンまでは3速全開です。
この2ヘアピンも曲者で、ギアが微妙です。自分は2速でまわっていますが、立ち上がりで少ぅし もたつきます。回転数が落ちすぎてます。はっきりタコメーターを見ていませんが、確か2000〜 3000rpmくらいで脱出していたと思います。低速トルクが厚いっつっても、いくらなんでも2000から 7000まで回していくにはやっぱ時間がかかります。
でもだからといって1段落とすとレブがキツそうで、1速レッドゾーン付近でコーナリングする勇気は 僕にはありません(恥)。
結局悩んだ挙句、1速に落としてもすぐ2速にシフトアップしなきゃならんし、めんどくさいので 2速でもっさりまわっていくことに決めました(爆)。2200rpmでピークトルクの85%を出すデュラテック STエンジンなら何とかしてくれるハズ！
第二ヘアピンをクリアすると、名高い「スライダー」です。
まぁ、2速でもたもたと加速していくのも、この下り坂があるから許されているわけで(笑)。
で、このスライダー、ただ駆け下っていくだけならどってこともないのかもしれませんが、 下った先にはシケイン状の最終コーナー…。それほどキツいS字ではないので逆に進入スピードが 微妙なのかもしれませんね。前回サクソ、今回AXと、2台のシトロエンが…なむ。
と思ったら今回ＳＴ１７０隊の特攻隊長(？)、はしむ氏がスポンジバリアと軽〜ぅくほっぺキス してしまいました。正直、あのまま驀進していく様は、後光が射してました（^ ^；。
そして、その最終コーナーがまた微妙…。速度・コース取りもさることながら、ちょうどシフトアップ したい頃にかかっちゃうんですよね〜。ワタクシはやはり安全策をとり、スライダーの途中で早め にシフトアップして回転数が上がりきらないうちにもっさりと最終コーナーをクリアすると(爆)。
そして、万難を排してwホームストレートをフル加速です。
ホームストレートエンドではコース上の最高速度…(以下ループ)
コース一周はこんな感じですが、そんな沢山の無駄かもしれない努力を積み重ねた結果…

52秒895!

これが今回のベストタイムになりました。前回11月の時はベストが54秒370だったので、 目標だった2秒短縮までいかなかったけど、まぁ52秒台に入ったのでかなり満足です。

さて、第二ヒートも無事終わり、ギョーザ！と、むかごご飯。
むかごご飯っていうのは初めて食べましたが、栗ご飯とかグリンピースご飯とか好きだったりする 自分にはすごくおいしくいただけました。もちもちしたむかごがうまかったです。Shi-noさんに お土産でむかごをいただいて、後日家でも食べさせてもらいました。餃子はちょっと冷めちゃって ましたが、すこし冷めた餃子で飯をかっこむのが好きだったりする(？)自分には…(略
リトフォの方からもケーキとかいただいたりして、まさしく運動会のお昼時の様相を呈していました ね。
もう少し暖かかったらなお良かったんですけどね（^ ^。

ちょっとしたチャリティー販売コーナーとかあったりして、そこでミニカーをゲットして何だかんだ と騒いでるうちに、2時過ぎから第三ヒートです。

とりあえず目標に近いタイムが出てるので、カリカリに詰めて走る気はなくなっています。
ていうか、何か手違いがあったのか、コースインするタイミングが急で、きちんと出走車が 揃わないうちにバラバラと走り出す感じになってしまいました。自分はたまたま先頭でコースに 入ったのですが、半周してバックストレートからピットレーンを見ると、まだ全車入っていない ようです。このまま走ると、ホームストレート辺りで混乱しそうです。後ろを確かリトフォの かーみっとさんが走っていたと思いましたが、とりあえずペースを落とします。彼女は速い方 なので面食らってしまったかもしれません。
とにかく、スライダーを駆け下りたところでの混乱は避けられましたが、1コーナーの進入時には 既に最後尾の車両が目前に（^ ^；
そんなこともあって、初めからあまり燃えないまま第三ヒートは終了。タイムは53秒373でした。 整理運動って感じになってしまいました。

今回は、この後ファミリーランが実施されました。ペースカー先導の下、走行会参加車両以外の 車両が複数同乗で走ることが出来ます。我がフォーカスチームも、OZ「RECORD」の17インチに 履き替えたばかりのヨーコさんとやはりフォードOP17インチに履き替えているWGNのShi-noさん が参加されました。
僕と撮影班はヨーコさんのクルマに乗せてもらいました。#170氏はShi-noさんのクルマに。
ヨーコさんはゆっくりとしたペースにどうもご不満の様子で、前を走るShi-noさんの後ろに 追突せんばかりに張り付きます。この調子だと走行会参加も近いのでは、と思わせる雰囲気 十分でしたねw。

そして、例によって最後はメインイベント、120分耐久です。
ドライバー交代時にコーラ補給(?)するなど、楽しい運動会にしようといろいろと趣向を凝らして いるイベントですが、今回は予選をなんと自転車で走るという暴挙に出ました(爆)！これが 見ていてすごくおもしろい！ユーロハッチがガンガン走るホームストレートで自転車を漕いでいく 様は、サーキットにひと時の休息を与えてくれているようで、かなり微笑ましい光景でした。
我がフォードチームは組織でレーシングチームを運営しているわけではないので、この120分耐久 に現実には参加する体制にありませんが、このチャリ予選はチームを作って参戦したいと フォードチームの幹事役・Ｄｏｋｔｏｒ−Ｋさんが燃えていました(笑)。次回どうなることやら。 そんなこんなで決勝が始まると、いつも通りレストラン内でまったりとしていましたが、 どういうわけかモニターに映像が流されず、エキゾーストノートを聞きながらの座談会と なってしまいました。

そしていよいよレストラン内で各クラスの表彰式です。
またしても自分は反則技で優勝のような感じですが、ＳＴ１７０隊の中でも一応トップタイム をマークさせてもらえたので、とにかく優勝です。2連覇^^)v ありがとうございま〜す！
52秒台ということで、主催者側からもお褒めの言葉をいただき、とても嬉しかったです。
ただし、クルマに乗せられているだけの現実は変わらない…。

表彰式も終わり、外へ出るとやっぱり真っ暗ですw。
ヨーコさんと撮影班を引き連れて帰路につきましたが、今回は途中ＳＡで食事をしました。 自分は目標タイムが出て、ヨーコさんは初めてコースを走ってみて、撮影班はミニとはいえ サーキット走行の雰囲気を味わって、みんな興奮気味でおしゃべりがとまりませんでしたね。

次回は出走台数が少ないことでフォードカップという枠は無くなってしまうという話もあり、 他メーカー、他チームとの混走ということになるとますます参加を見合わせる方も多くなり そうです。自分もフォードカップでなければ一度目は見合わせようかなと思っています。 Kさんからのオファーによるかな(笑)。